隅田川の潮入り

 写真は両国橋の下に溜まる水の写真です。水が溜まると歩けないので歩行者は川寄りの高い所を歩きます。

 橋桁の構造によって桁が低い橋の場合は、その部分の遊歩道は掘り下げになります。歩行者の頭が橋桁にぶつからないようにする為です。そうすると満潮時には川面よりも遊歩道の方が低い所がでて、両国橋以外でも清洲橋や永代橋の桁下でも逆流した水が溜まります。

 しかしこれは弁の構造のミスではないのかと考えています。この遊歩道の低くなっている部分と川は排水溝で繋がっているはずで、干潮になればこの水は隅田川に排出されます。しかしこの排水溝に排水弁を付けていないのでしょうか? 一方にしか流れない弁は良く見られるもので、そうした構造の弁を付けていれば満潮時でも橋の下に水が溜まる事は回避されると考えています。その様に出来ない何か理由が有るのかも知れませんが、それが何なのか判りません。